
毛玉の本当の恐ろしさ分かりますか?(2021.01.06 UP)

トリミングに出すと毛玉の事についてトリマーさんに言われたり、毛玉がある為追加料金なんて話を言われる方もいらっしゃると思います。
たかが毛玉と思っていると実は放置していると愛犬の身に大変な事が起きます。
毛玉と言われてもピンと来ない飼い主様もいらっしゃいます。
分かり易くご説明すると被毛が絡まってフェルト生地の様な状態になっている事を言います。
特にトイ・プードルやマルチーズ、ビション・フリーゼなどは毛玉になりやすいので飼い主様の日頃のブラッシングが欠かせません。
ブラッシングは幼い頃から行なわないと苦手になって中々ブラッシングをさせてもらえなくなってしまいます。
毛玉が多い場合は殆どのトリミングサロンでは追加料金か最悪な場合は全身バリカンで短毛に仕上げてお返しする場合があります。
トリミングサロンは基本的に予約制なのでもしも毛玉が多い場合ですと毛玉を処理する為に予定していた時間よりも多くの時間を費やし場合によっては一頭分のシャンプーのご案内ができる位になるので追加料金を頂く事が殆どです。
トリミングサロンに出す時に毛玉を処理してもらえば良いかと思う飼い主様もいらっしゃると思いますが、これがワンちゃんには苦痛でしかありません。
毛玉処理を行うにあたって被毛だけでなく皮膚も引っ張られた状態を元に戻す事はかなりのダメージです。
全身バリカンでの毛玉処理はかなり皮膚へのリスクが高いので毛玉処理自体もあまり良くはありません。
だからと言って放置すると皮膚は炎症を起こし皮膚病になる事も考えられます。
毛が絡んでいる事によって歩きにくくなって歩行の妨げにもなってしまい生きているだけで辛い状況になっているのは可哀想でありません。
たかが毛玉と思っていると想像以上に大切なご家族であるワンちゃんを苦しめる事になるので毛玉にはご用心をしてください。


※一部経験に基づいた内容が含まれています。
監修:オーナートリマー 小川 瞳
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